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年収600万円の手取りは約466万円

2026年最新の税制で計算

手取り(年額)
466.2万円
月額の目安
38.9万円
手取り率
77.7%

前提:独身・40歳未満・東京都・協会けんぽ・賞与なし(12か月で等分)。40歳以上の方は下の表をご覧ください。

年収600万円の手取りの内訳

額面の月給にすると約50.0万円です。ここから社会保険料が年88.1万円、所得税と住民税が合わせて年45.7万円差し引かれ、手元に残るのは年466.2万円です。

手取り466万円(78%)社会保険料88万円(15%)所得税15万円(2%)住民税31万円(5%)
項目年額月額(目安)
額面年収6,000,000円500,000円
健康保険料−295,500円−24,625円
介護保険料40歳未満は対象外−0円−0円
子ども・子育て支援金−6,900円−575円
厚生年金保険料−549,000円−45,750円
雇用保険料−30,000円−2,500円
所得税(復興特別所得税を含む)−149,300円−12,442円
住民税−307,300円−25,608円
差し引かれる合計−1,338,000円−111,500円
手取り4,662,000円388,500円

年収600万円の手取りを読み解く

手取りの全体像

年収600万円の会社員(独身・40歳未満・東京都)の場合、額面から年133.8万円が差し引かれ、手元に残るのは年466.2万円です。手取りは額面の77.7%です。

差し引かれる額のうち最も大きいのは社会保険料(年88.1万円)で、全体の66%を占めます。所得税と住民税は合わせて年45.7万円です。社会保険料は年収に対してほぼ一定の割合でかかるため、この年収帯では税金より社会保険料の負担のほうが重くなります。

所得税の税率はどの段階か

所得税の課税所得は約243.8万円で、税率は10%の段階にあります。これは「増えた所得にかかる税率」で、所得全体にこの税率がかかるわけではありません。所得税に住民税10%を合わせると、年収が増えた分の約20%が税金になります(社会保険料は別)。

課税所得があと約86.2万円増えると、税率が20%に上がります。

この年収で気をつけたい制度の境目

2026年分の所得税では、給与所得が489万円以下なら基礎控除が104万円まで上乗せされます。年収に直すとおよそ666万円までで、年収600万円はこの範囲に入っています。これを超えると基礎控除が67万円に下がり、所得税が年7.6万円ほど増えます。

40歳を過ぎると

40歳になった月から介護保険料(料率1.62%、本人負担はその半分)が健康保険料に上乗せされます。年収600万円では介護保険料が年48,600円かかり、税金が少し下がる分を差し引いても、手取りは年38,900円(月約3,242円)減ります。同じ給料でも、40歳の誕生月を境に手取りが少し減るのはこのためです。

手取りから考える暮らしの目安

月の手取りは約38.9万円です。家賃は手取りの3割以内がひとつの目安とされ、この場合は月11.7万円程度になります。手取りの1〜2割を先取りで貯蓄に回すと、年に47万円〜93万円が貯まる計算です。

なお、住民税は前年の所得で決まり、6月から翌年5月にかけて天引きされます。年収が上がった年は、翌年の6月から住民税が増える点も覚えておくとよいでしょう。

引かれるお金の仕組みは手取りとは?額面との違いと、引かれるお金の中身で、年収の壁については年収の壁まとめで詳しく説明しています。

年齢・家族構成別の手取り

同じ年収600万円でも、40歳からは介護保険料がかかり、配偶者や扶養する子どもがいると所得税・住民税が軽くなります。 16歳未満の子どもは扶養控除の対象外のため、手取りは「独身」または「配偶者あり」と同じです。

家族構成40歳未満40〜64歳
独身466.2万円462.3万円
配偶者あり473.4万円469.5万円
配偶者+子1人(16歳以上)479.2万円475.0万円
配偶者+大学生の子1人481.7万円477.6万円
配偶者+子2人(16歳以上)484.9万円481.0万円
  • 40歳以上になると、介護保険料で手取りが年約3.9万円減ります。
  • 年収が600万円から10万円増えると、手取りは約8.3万円増えます(増えた分の83%が手元に残る計算です)。
  • 所得税の限界税率は10%(独身の場合)。iDeCoやふるさと納税による節税効果の目安になります。

年収600万円の節税の目安

ふるさと納税の上限額(自己負担2,000円の目安)

独身・40歳未満なら、年77,000円程度まで寄附しても、自己負担は2,000円で済む計算です。 家族構成や年齢で上限は変わります。

家族構成40歳未満40〜64歳
独身77,000円76,000円
配偶者あり69,000円68,000円
配偶者+子1人(16歳以上)57,000円56,000円

住宅ローン控除・医療費控除などがある場合は上限が下がります。ぎりぎりまで寄附する場合は、自治体のシミュレーションでもご確認ください。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の節税効果

iDeCoの掛金は全額が所得控除になります。年収600万円(独身・40歳未満)の場合、所得税と住民税が年に次の額だけ軽くなります。

掛金年間の掛金税金の軽減額(年)
月10,000円120,000円24,200円
月23,000円276,000円55,800円
月62,000円744,000円137,300円

企業年金のない会社員の掛金上限は、2026年11月までは月2.3万円、2026年12月からは月6.2万円です。企業年金のある会社員は、企業年金と合わせて月6.2万円が上限になります。

ボーナスがある場合の手取り

同じ年収600万円でも、ボーナスの割合が大きいと月々の額面は下がります。社会保険料は月給と賞与で上限の仕組みが違うため、手取りの年額もわずかに変わります。

ボーナス月給(額面)賞与1回(額面)手取り(年)
なし50.0万円—466.2万円
年2か月分42.9万円42.9万円464.7万円
年4か月分37.5万円75.0万円465.5万円
年6か月分33.3万円100.0万円465.3万円

賞与は年2回に分けて支給される前提です(独身・40歳未満)。

前後の年収との比較

年収手取り(年)手取り(月)手取り率
500万円394.2万円32.9万円78.8%
550万円428.5万円35.7万円77.9%
570万円445.2万円37.1万円78.1%
580万円453.6万円37.8万円78.2%
590万円457.8万円38.2万円77.6%
600万円466.2万円38.9万円77.7%
610万円474.5万円39.5万円77.8%
620万円478.8万円39.9万円77.2%
630万円487.1万円40.6万円77.3%
650万円503.8万円42.0万円77.5%
700万円530.9万円44.2万円75.8%

賞与や扶養人数を変えて計算する

ボーナスの有無や扶養している家族の人数で手取りは変わります。あなたの条件で計算し直せます。

年収600万円で手取りを計算する

よくある質問

Q. 年収600万円の手取りはいくらですか?

2026年の税制・保険料率で計算すると、独身・40歳未満・東京都の会社員の場合、手取りは年約466.2万円(手取り率77.7%)、月あたり約38.9万円です。

Q. 年収600万円で40歳を過ぎると手取りは減りますか?

40歳になると介護保険料の負担が始まるため、手取りは年約3.9万円(月約3,242円)減ります。40〜64歳の手取りは年約462.3万円です。

Q. 年収600万円の所得税率は何%ですか?

独身の場合、課税所得は約243.8万円で、所得税の最高税率(限界税率)は10%です。これに住民税10%が加わります。

Q. 年収600万円のふるさと納税の上限はいくらですか?

独身・40歳未満の場合、自己負担2,000円で済む寄附額の目安は約77,000円です。配偶者や扶養家族がいると上限は下がります。

計算の前提

2026年(令和8年分)の所得税(給与所得控除の最低保障額74万円、基礎控除の特例を含む)、協会けんぽ東京支部の令和8年度保険料率(健康保険9.85%、介護保険1.62%、子ども・子育て支援金0.23%)、厚生年金18.3%、雇用保険(本人負担0.5%)で計算しています。住民税は同じ年の所得に対する年額として計算しています。詳しくは計算方法と根拠をご覧ください。

最終更新:2026-10-11