年収580万円の手取りは約454万円
2026年最新の税制で計算
- 手取り(年額)
- 453.6万円
- 月額の目安
- 37.8万円
- 手取り率
- 78.2%
前提:独身・40歳未満・東京都・協会けんぽ・賞与なし(12か月で等分)。40歳以上の方は下の表をご覧ください。
年収580万円の手取りの内訳
額面の月給にすると約48.3万円です。ここから社会保険料が年82.9万円、所得税と住民税が合わせて年43.5万円差し引かれ、手元に残るのは年453.6万円です。
| 項目 | 年額 | 月額(目安) |
|---|---|---|
| 額面年収 | 5,800,000円 | 483,333円 |
| 健康保険料 | −277,764円 | −23,147円 |
| 介護保険料40歳未満は対象外 | −0円 | −0円 |
| 子ども・子育て支援金 | −6,480円 | −540円 |
| 厚生年金保険料 | −516,060円 | −43,005円 |
| 雇用保険料 | −29,004円 | −2,417円 |
| 所得税(復興特別所得税を含む) | −138,300円 | −11,525円 |
| 住民税 | −296,500円 | −24,708円 |
| 差し引かれる合計 | −1,264,108円 | −105,342円 |
| 手取り | 4,535,892円 | 377,991円 |
- 年収5,800,000円
- 給与所得控除1,600,000円
- 給与所得4,200,000円
- 社会保険料・基礎控除など1,870,000円
- 課税所得2,330,000円
- 所得税(税率と復興税)138,300円
課税所得は1,000円未満を切り捨てています。住民税も同じ流れで計算しますが、基礎控除などの金額が少し小さくなります。
年収580万円の手取りを読み解く
手取りの全体像
年収580万円の会社員(独身・40歳未満・東京都)の場合、額面から年126.4万円が差し引かれ、手元に残るのは年453.6万円です。手取りは額面の78.2%です。
差し引かれる額のうち最も大きいのは社会保険料(年82.9万円)で、全体の66%を占めます。所得税と住民税は合わせて年43.5万円です。社会保険料は年収に対してほぼ一定の割合でかかるため、この年収帯では税金より社会保険料の負担のほうが重くなります。
所得税の税率はどの段階か
所得税の課税所得は約233.0万円で、税率は10%の段階にあります。これは「増えた所得にかかる税率」で、所得全体にこの税率がかかるわけではありません。所得税に住民税10%を合わせると、年収が増えた分の約20%が税金になります(社会保険料は別)。
課税所得があと約97.0万円増えると、税率が20%に上がります。
この年収で気をつけたい制度の境目
2026年分の所得税では、給与所得が489万円以下なら基礎控除が104万円まで上乗せされます。年収に直すとおよそ666万円までで、年収580万円はこの範囲に入っています。これを超えると基礎控除が67万円に下がり、所得税が年7.6万円ほど増えます。
40歳を過ぎると
40歳になった月から介護保険料(料率1.62%、本人負担はその半分)が健康保険料に上乗せされます。年収580万円では介護保険料が年45,684円かかり、税金が少し下がる分を差し引いても、手取りは年36,584円(月約3,049円)減ります。同じ給料でも、40歳の誕生月を境に手取りが少し減るのはこのためです。
手取りから考える暮らしの目安
月の手取りは約37.8万円です。家賃は手取りの3割以内がひとつの目安とされ、この場合は月11.3万円程度になります。手取りの1〜2割を先取りで貯蓄に回すと、年に45万円〜91万円が貯まる計算です。
なお、住民税は前年の所得で決まり、6月から翌年5月にかけて天引きされます。年収が上がった年は、翌年の6月から住民税が増える点も覚えておくとよいでしょう。
引かれるお金の仕組みは手取りとは?額面との違いと、引かれるお金の中身で、年収の壁については年収の壁まとめで詳しく説明しています。
年齢・家族構成別の手取り
同じ年収580万円でも、40歳からは介護保険料がかかり、配偶者や扶養する子どもがいると所得税・住民税が軽くなります。 16歳未満の子どもは扶養控除の対象外のため、手取りは「独身」または「配偶者あり」と同じです。
| 家族構成 | 40歳未満 | 40〜64歳 |
|---|---|---|
| 独身 | 453.6万円 | 449.9万円 |
| 配偶者あり | 460.8万円 | 456.9万円 |
| 配偶者+子1人(16歳以上) | 466.0万円 | 462.1万円 |
| 配偶者+大学生の子1人 | 468.8万円 | 465.2万円 |
| 配偶者+子2人(16歳以上) | 472.0万円 | 468.1万円 |
- 40歳以上になると、介護保険料で手取りが年約3.7万円減ります。
- 年収が580万円から10万円増えると、手取りは約4.3万円増えます(増えた分の43%が手元に残る計算です)。
- 所得税の限界税率は10%(独身の場合)。iDeCoやふるさと納税による節税効果の目安になります。
年収580万円の節税の目安
ふるさと納税の上限額(自己負担2,000円の目安)
独身・40歳未満なら、年75,000円程度まで寄附しても、自己負担は2,000円で済む計算です。 家族構成や年齢で上限は変わります。
| 家族構成 | 40歳未満 | 40〜64歳 |
|---|---|---|
| 独身 | 75,000円 | 73,000円 |
| 配偶者あり | 66,000円 | 61,000円 |
| 配偶者+子1人(16歳以上) | 55,000円 | 54,000円 |
住宅ローン控除・医療費控除などがある場合は上限が下がります。ぎりぎりまで寄附する場合は、自治体のシミュレーションでもご確認ください。
iDeCo(個人型確定拠出年金)の節税効果
iDeCoの掛金は全額が所得控除になります。年収580万円(独身・40歳未満)の場合、所得税と住民税が年に次の額だけ軽くなります。
| 掛金 | 年間の掛金 | 税金の軽減額(年) |
|---|---|---|
| 月10,000円 | 120,000円 | 24,300円 |
| 月23,000円 | 276,000円 | 55,800円 |
| 月62,000円 | 744,000円 | 131,800円 |
企業年金のない会社員の掛金上限は、2026年11月までは月2.3万円、2026年12月からは月6.2万円です。企業年金のある会社員は、企業年金と合わせて月6.2万円が上限になります。
ボーナスがある場合の手取り
同じ年収580万円でも、ボーナスの割合が大きいと月々の額面は下がります。社会保険料は月給と賞与で上限の仕組みが違うため、手取りの年額もわずかに変わります。
| ボーナス | 月給(額面) | 賞与1回(額面) | 手取り(年) |
|---|---|---|---|
| なし | 48.3万円 | 0.0万円 | 453.6万円 |
| 年2か月分 | 41.4万円 | 41.4万円 | 452.4万円 |
| 年4か月分 | 36.3万円 | 72.5万円 | 452.1万円 |
| 年6か月分 | 32.2万円 | 96.7万円 | 452.1万円 |
賞与は年2回に分けて支給される前提です(独身・40歳未満)。
前後の年収との比較
賞与や扶養人数を変えて計算する
ボーナスの有無や扶養している家族の人数で手取りは変わります。あなたの条件で計算し直せます。
年収580万円で手取りを計算するよくある質問
Q. 年収580万円の手取りはいくらですか?
2026年の税制・保険料率で計算すると、独身・40歳未満・東京都の会社員の場合、手取りは年約453.6万円(手取り率78.2%)、月あたり約37.8万円です。
Q. 年収580万円で40歳を過ぎると手取りは減りますか?
40歳になると介護保険料の負担が始まるため、手取りは年約3.7万円(月約3,049円)減ります。40〜64歳の手取りは年約449.9万円です。
Q. 年収580万円の所得税率は何%ですか?
独身の場合、課税所得は約233.0万円で、所得税の最高税率(限界税率)は10%です。これに住民税10%が加わります。
Q. 年収580万円のふるさと納税の上限はいくらですか?
独身・40歳未満の場合、自己負担2,000円で済む寄附額の目安は約75,000円です。配偶者や扶養家族がいると上限は下がります。
計算の前提
2026年(令和8年分)の所得税(給与所得控除の最低保障額74万円、基礎控除の特例を含む)、協会けんぽ東京支部の令和8年度保険料率(健康保険9.85%、介護保険1.62%、子ども・子育て支援金0.23%)、厚生年金18.3%、雇用保険(本人負担0.5%)で計算しています。住民税は同じ年の所得に対する年額として計算しています。詳しくは計算方法と根拠をご覧ください。
最終更新:2026-10-11