【節税】消費税の話~課税の基礎

【消費税の基礎】

商品販売やサービス提供価格に上乗せされた消費税(地方消費税も含む)分は、最終的に消費者が負担していますが、納税義務者であるそれぞれの事業者が納めることになります。

この消費税納付については、事業が赤字の課税事業者であっても納付する可能性があり、税負担額的にも高額となることもあるため、重要な項目であるといえます。

一般的な消費税の節税については、消費税の課税事業者もしくは免税事業者の判定方法による課税期間の参入期間を利用した節税方法や、受け取った消費税を相殺させるための支払い消費税を増大させる節税方法などが一般的であると思いますので、私の備忘用に書き留めます。


【消費税課税のソース】

国税庁/消費税のしくみ


【消費税の話。ちなみに…】

一般的な国内の採算が取れている事業会社であれば、売上は課税割合が高く、経費のなかでも大きく占める人件費は消費税非課税となることから、その差額から消費税課税されることが多いです。

非課税売上高の割合が高い、医療・介護・賃貸不動産業種や、国内で課税される商品を仕入れて消費税課税されない海外に販売する輸出業者は、消費税課税でメリットがあるものの、消費税が増税されると(売上に消費税増税分価格転嫁できない場合には)事業収益に直接影響が出てきてしまいますので、これは良し悪しがありますね。

【節税】印紙税の話~応用編③印紙自体を安価で購入

【印紙自体を安価で購入して印紙税を節税】

そもそも印紙自体を安価で購入することで、印紙税を節約することができます。


【印紙自体を安価で購入して印紙税を節税の例】

■金券ショップで購入

金券ショップで購入すれば、額面の98%~99%くらいで購入することが可能となります。
値引き率からするとそれほど安価に感じられませんが、不動産の譲渡契約書など高額な契約金額では印紙税額も増大しますので、覚えておいて損はありません。

なお、消費税の支払義務のある方(課税事業者)は、金券ショップで購入する収入印紙は課税扱いとなるため、消費税メリットのほうが多大な節税効果があるといえます。

■個人間取引

ヤフオク!メルカリなどの個人間のフリーマッケットサービスでは、自宅整理や必要資金捻出などで、ときどき収入印紙が売られています。

安いものでは額面の90%くらいで売られていることもありますが、偽造リスクなどもありますので注意したほうが良いでしょう。

■コンビニ購入での各種特典

・ファミリーマートでファミマTカード(クレジット)払いであれば、200円につき1ポイントが付与されるため、0.5%が実質的な割引となります。

ファミリーマート「ポイント早見表(貯まる):ファミリーマートでTポイントが貯まる商品・サービス一覧」

・セブンイレブンでnanaco払いすると、nanacoポイントはもらえませんが、nanacoにクレジットカードからチャージするときにポイントがもらえるので(0.5%~1.2%程度)、若干お得に買うことができます。
↓参考にさせていただきました!

【2018年度最新版】nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカード5選まとめ

但し、コンビニでは高額の収入印紙を売っていることはあまりないため、200円などの少額印紙の購入にのみ限られそうです。


【印紙自体を安価で購入して印紙税を節税。ちなみに…】

私も上記の節税例はいつも採用していますが、特に消費税メリットがある金券ショップ購入は良く利用しています。
印紙だけでなく切手についても、郵便局等で購入すると非課税取引となりますが、金券ショップでは課税取引となって消費税メリットもあり、単純に新幹線チケットなども安価で購入できますので、金券ショップ利用はおススメです!
次は消費税の節税についても記載していきますね。

【節税】印紙税の話~応用編②文書を電子契約にして節税

【電子契約にして印紙税を節税】

こちら↓の記事の応用編として、文書を電子的にして、印紙税を節約する方法もあります。

【節税】印紙税の話~文書を少なくして節税


【電子契約にして印紙税を節税のソース】

国税庁「印紙税法基本通達 第7節 作成者等 第44条(作成等の意義)」
法に規定する課税文書の「作成」とは、単なる課税文書の調製行為をいうのでなく、課税文書となるべき用紙等に課税事項を記載し、これを当該文書の目的に従って行使することをいう。

国税庁:福岡国税局「請負契約に係る注文請書を電磁的記録に変換して電子メールで送信した場合の印紙税の課税関係について」
注文請書の調製行為を行ったとしても、注文請書の現物の交付がなされない以上、たとえ注文請書を電磁的記録に変換した媒体を電子メールで送信したとしても、ファクシミリ通信により送信したものと同様に、課税文書を作成したことにはならないから、印紙税の課税原因は発生しないものと考える。

国税庁「コミットメントライン契約に関して作成する文書に対する印紙税の取扱い」
請求書や領収書をファクシミリや電子メールにより貸付人に対して提出する場合には、実際に文書が交付されませんから、課税物件は存在しないこととなり、印紙税の課税原因は発生しません。
また、ファクシミリや電子メールを受信した貸付人がプリントアウトした文書は、コピーした文書と同様のものと認められることから、課税文書としては取り扱われません。

参議院議員櫻井充君提出印紙税に関する質問に対する答弁書(五について)
事務処理の機械化や電子商取引の進展等により、これまで専ら文書により作成されてきたものが電磁的記録により作成されるいわゆるペーパーレス化が進展しつつあるが、文書課税である印紙税においては、電磁的記録により作成されたものについて課税されないこととなるのは御指摘のとおりである。


【電子契約にして印紙税を節税の要旨】

文書課税である印紙税においては、電磁的記録により作成されたものについて課税されないこととなっていますので、文書を次のような方法で電磁的記録にすることで、印紙税が削減できます。


【電子契約にして印紙税を節税の例】

■電子契約サービスを利用

一般的に商取引を開始するときには、基本契約を締結し一通あたり4,000円の印紙税を負担しているため、電子契約サービスを採用するだけで大幅なコスト削減を実現できます。次のような電子契約サービスが有名ですね。

CLOUD SIGN(クラウドサイン)
Holmes(ホームズ)
Adobe Sign(アドビサイン)
Agree
CECTRUST電子契約サービス
e-Pru(イプル)
CONTRACTHUB@absonne
SEIKO:デジタルエビデンス・ソリューション
SignUpOne(サインナップワン)
Digital Storage(デジタルストレージ)

従来の契約事務では、契約内容の決定後に記名・捺印の手間や、双方間の書類のやり取りを郵送等で行なうことによる時間的な制約がありましたが、これらが電子契約ではスピーディに行われることとなり、また、物理的な保管も必要なくなるなど、印紙税節約以外のメリットも考えられます。

但し、法的に書面締結が義務付けられている契約では電子契約の採用はできず、また、契約の相手方に対し、電子契約によって契約行為を行なう旨の理解を得なければならないというのが、デメリットとして挙げられます。

■定款は電子定款にする

法人の設立に関する定款に係る印紙税は本来であれば4万円かかりますが、電子定款を作成すれば印紙税は課税されないことになります。

但し、電子定款を作成するための電子証明書や署名キットなどの環境を自前で整えようとすると、それだけで数万円かかってしまい費用的に優位性が無くなってしまうため、電子定款作成に対応している司法書士や行政書士などの資格者に電子定款の作成を依頼したほうが、結果的には割安となります。

なお、持分会社(合名会社・合資会社・合同会社)の設立については、公証人の認証を受ける必要が無いため、公証人による定款の確認作業が無いまま法務局へ登記申請してしまい、結果、定款への印紙税の貼付漏れが発生してしまうことがありますのでご注意を!!


【電子契約にして印紙税を節税。ちなみに…】

私も上記の節税例はいつも採用していますが、今回改めて調べてみて初めて確認できたことがありました。
定款を変更した場合の取り扱いはいつも気になってはいたのですが、ちゃんと関係当局により明記されていました。
変更定款は、公証人の認証を受ける必要は無く、また、公証人の認証を受けた変更定款は課税文書=公証人の認証を受けない変更定款は課税文書に該当しないということで、印紙税は課税されないということです!

日本公証人連合会「交渉実務:定款認証」(3 公証人の認証を必要とする定款)
公証人の認証を受ける必要があるのは、設立当初の定款だけで、その後定款を変更するときは必要ありません。

国税庁「質疑応答事例 印紙税:変更定款」
改めて変更後の定款の規定を全文記載した書面により公証人の認証を受けることになったときは、新たな定款を作成したことになり、その原本は第6号文書(定款)に該当することになります



【投資】FXスワップポイントでアービトラージ

トルコ、大幅利上げ 政策金利24%、リラ一時急騰

“トルコリラ急落”でおさえるべき基礎知識

最近は、トルコリラ急落→政策金利上げが話題となっていますが、スワップポイントについても投資妙味があると思っており、せっかくならばリスク低くリターンを追い求めたいということで、各FX事業者のスワップポイントを比較して、アービトラージ取引を検討してみたいと思います。

参考になったのは下記のページです。

FX比較マネー:スワップポイントを一覧表で比較

クレジットカードの読みもの:米ドルを買って売るだけでなぜか儲かる、『スワップ・アービトラージ』を実践してみた。その投資リスクとやり方、利回りを徹底解説。

やっぱり、トルコリラしかり、南アフリカランド、メキシコペソなんかの、高金利通貨は投資妙味がありそうです!

2018年9月14日現在の気になるスワップポイント:
南アフリカランド/日本円
買200円(FXプライム,みんなのFX,カブドットコム証券)/売90円(DMM FX,外為ジャパン)=差額110円
(単位:10万通貨単位)

↓このFX事業者の口座を開設して、取引タイミングを狙えば良さそうですね。

DMM FX:FX口座数国内1位、65万口座突破
最大手のDMM.com証券が運営しているので安心。デモトレードも提供されているので、練習できます!

外為ジャパンFX:こちらもDMM.com証券が運営しているので安心
こちらは、必要最低資金4,000円なので初心者向きです。

みんなのFX:上場会社系列の証券会社が運営しているので安心
スプレッド業界最狭水準宣言!



【副収入】ブログ収入を得る方法~開設編

もともと、蓄積したお金に関するこれまでのナレッジを見える化のためだけにブログを開始しましたが、ブログ開設→ブログ収入っていうお金の稼ぎ方もあるものかと思い、とりあえずブログ収入を得るための準備方法についても備忘用に書き留めていきたいと思います。

【ブログの開設方法】

賛否両論はあると思いますが、無料ブログサービスを利用するよりも、自前でWordPressで作成したほうがカスタマイズ性からみると良さそうなので、独自ドメイン取得&WordPress運用としました。
サーバーはどこが安くて良い…とかの情報もウェブで検索するといっぱいでてきますが、一番簡単な手法として、以下の方法にしてあります。

「お名前.com」で独自ドメインを取得して、そのままオプションのレンタルサーバーを追加。WordPressのインストールもスムーズにできます!
初期のドメイン料金とサーバー料金、ウェブ・メール設定も比較的安く、何よりも全て連携しているので初心者向け!楽ですね。

お名前.com「共用サーバーが2ヶ月無料!さらにドメイン1円」

【広告の掲載方法】

■アフィリエイト

クリック連動収入といえばアフィリエイト。
アフィリエイトは、ウェブで調べてみると、以下のものが良いようです。
現時点でまだ全て登録していませんが…

afb
A8.net
バリューコマース
アクセストレード
Amazonアソシエイト
楽天アフィリエイト

■Google AdSense

Google AdSenseがあれば、勝手に広告が更新されて表示されるので、これも入れてみます。
但し、Googleアカウントを複数持って同時ログインしていると大変めんどくさいことが分かりました。皆さんの参考になるかは分かりませんが、備忘用ですが記載しますね。

Google AdSense

・前提条件
私は仕事の都合上、複数のGoogleアカウントを保有して様々な組織におけるGoogleサービスを利用しており、Chromeのいくつかのタブでは常にGoogleサービスを立ち上げている状態です。

Google AdSenseはGoogleのサービスですので、Googleアカウントを利用して登録します。
前提条件のように、いくつものGoogleアカウントでログインしていると、どのGoogleアカウントでGoogle AdSenseを利用するのか指定させるために、全部のログイン状態を解除させて、今回登録したいGoogleアカウントのみでログインさせるように促されます。
めんどくさいので、別のブラウザとしてInternet Explorerを利用しました。これが間違いでしたが…

・Internet Explorerでは、Google AdSenseは登録できない

残念ながら、ずっとこんな感じです。
「再読み込み」をクリックすると、同じ画面で以後ループ。
「標準バージョン」をクリックすると、トップ画面に戻りますが、登録しようとするとまたループ画面に戻るという…

ウェブで調べてみたら、わかりました。
https://chemney.com/adsense1/

簡単なことでした。Google AdSenseはInternet Explorerに対応していないようです。
一言、「お使いのブラウザは現在サポートされていません。」くらいの記載は欲しいところです!

結局、ChromeのGoogleアカウント全てをログアウトして、Google AdSense登録に進みます(この時点でまだスタート地点にも立っていないという…)。

途中、↓こんなことにもなり、生年月日を登録しようとクリックしても、もう生年月日は登録されている…
ん!?登録されてるのになんでこんな表示が…

あー、Google AdSense登録画面まで進んだので、もう大丈夫だと思って別のGoogleアカウントにログインしたから、別のGoogleアカウント情報が出ちゃってるのか…まだこんな罠が!
結局、また全てのGoogleアカウント全てをログアウトして、Google AdSense登録したいGoogleアカウントのみにします。

Google AdSense登録完了してから、Googleアカウントの生年月日情報が入ってないから、ちゃんと登録して!みたいな画面遷移はよろしくないような…最初のGoogle AdSense登録前に確認して欲しいですね。。。

やっと登録完了!…登録できたように思いました。

・Google AdSenseは個人に紐づいていて重複登録できない?

こんなメールがきてしまいました。

確かに昔、別のGoogleアカウントでGoogle AdSense登録はしました。まったくの別組織ですが!

メールにも「1人につき1個」と記載がありますので、しょうがないので、昔作ったGoogle AdSenseアカウントの利用を停止しました。使ってなかったので、断捨離の意味合いもあります。大変めんどくさいですが!!
これで再申請しました(登録できているかはまだ分かりません…)。

ちなみに、Google AdSenseアカウントの利用を停止したあと、こんな運用だったらプロモーション担当者が転職したら転職先で登録できないなんてことは起きないはずだし、絶対におかしい!と思ってウェブで調べてみました。
なんと↓こんな情報を発見してしまいます。https://support.google.com/adsense/answer/9729?hl=ja

はい、出ました!複数のGoogleアカウントで同時ログインしていたのが原因です!
昔作ったGoogle AdSenseアカウントの利用を停止する必要は無いようですね!

…メールに「1人につき1個」って書かれてたのは何だったんだ!

…今回登録したGoogleアドレスのメール宛てに「(昔作った別のGoogleアドレス)に関連付けられた既存のアカウントのご利用を継続します。」って書かれているから、別の組織にまでまたがって「1人につき1個」だって思うじゃないか!!

…そもそも今回見つけたURLのAdSenseヘルプ情報をメールに記載してくれても良いじゃないか!!!

もやもやが残るなか、この教訓はブログに残すことにします。

【節税】印紙税の話~応用編①文書を印紙税が安価なものにして節税

【印紙税が安価な文書にして節税】

印紙税には、「非課税文書」として印紙税が課税されない文書や、「契約金額の記載のないもの」として印紙税が安価に設定されている文書があります。
このテクニックにより、印紙税が節安される形式での文書を作成することで、合法的に印紙代が削減することが可能となります!


【印紙税が安価な文書にして節税のソース】

国税庁「タックスアンサー(よくある税の質問)/印紙税/No.7100 課税文書に該当するかどうかの判断」
(1) 印紙税法別表第一(課税物件表)に掲げられている20種類の文書により証明されるべき事項(課税事項)が記載されていること。
(2) 当事者の間において課税事項を証明する目的で作成された文書であること。
(3) 印紙税法第5条(非課税文書)の規定により印紙税を課税しないこととされている非課税文書でないこと。

国税庁「タックスアンサー(よくある税の質問)/印紙税/極度貸付契約証書」
当該契約書が一定の金額の範囲内で貸付けを反復して行うことを約するものである場合は、直接貸付金額を予約したものではありませんので、当該一定の金額は記載金額にはなりません。

国税庁「タックスアンサー(よくある税の質問)/印紙税/申込書、注文書、依頼書等と表示された文書の取扱い」
契約とは、申込みと承諾によって成立するものですから、契約の申込事実を記載した申込書、注文書、依頼書などは、通常、課税対象にはなりません。
契約当事者双方の署名又は押印があるものは、一般に契約当事者の意思の合致を証明する目的で作成されたものと認められますから、原則として契約書に該当します。例えば、2部提出された申込書のうちの1部に署名又は押印して返却する申込書等がこれに該当します。
なお、申込書控等に署名又は押印して返却する場合であっても、その署名又は押印が意思の合致を証明する目的以外の目的でなされたことが明らかなもの、例えば、単なる文書の受付印と認められるものについては、契約書には該当しません(頭金、初回金などの受領印の場合は、契約の成立に伴って受け取るものといえますから、契約書に該当することになります。)。


【印紙税が安価な文書にして節税の要旨】

契約書は、次のような「非課税文書」や「契約金額の記載のないもの」にすることで、印紙税が削減できます。


【印紙税が安価な文書にして節税の例】

■委任契約による回避

○ コンサルティング業務によるアドバイザリー契約は、成果物の納品を約束する請負契約には該当せず、委任契約になります。そのため、契約書に印紙を貼付する必要の無い「非課税文書」となります。

× コンサルティング業務によるアドバイザリー契約だとしても、一定期間ごとに成果物(レポートなどの報告書)の納品を定める契約内容とし、成果物について報酬を支払う形式にしてしまうと、請負契約となり「課税文書」として扱われます。

国税庁「タックスアンサー(よくある税の質問)印紙税:No.7102 請負に関する契約書」
請負についての契約書は、印紙税額一覧表の第2号文書「請負に関する契約書」に該当します。
請負とは当事者の一方(請負人)がある仕事の完成を約し、相手方(注文者)がこれに報酬を支払うことを約束することによって成立する契約をいいます。

但し、印紙税を節税するためだけにこのような契約形式にしてしまうと、相手方の契約義務をあいまいにしてしまい、業務成果のパフォーマンスが落ちてしまう可能性もありますので、その点には注意が必要です。

■金銭借用フォーマットの変更による回避

親会社と子会社、オーナー会社におけるオーナーと会社などでは、双方間で資金の融通が頻繁に起きます。
このような場合においては、関係性が強固であったとしても、一般的に「金銭借用書」「金銭消費貸借契約」などで契約事実を書面にしておくものですが、資金融通ごと=契約ごとに印紙税の負担を強いられることは、頻繁な取引だとそれなりの負担となってしまいます。このような場合でも、印紙税の削減が可能な方法があります。

× 「金銭借用書」「金銭消費貸借契約」を締結すると、第1号文書として「課税文書」として扱われてしまいます。

○ 基本契約を「極度貸付契約証書」とする。一定金額の範囲内で反復して借用することができる極度額を明記したとしても、貸付限度額を予約したものではないため「契約金額の記載のないもの」として扱われます。
また、個別契約に代わるその都度の借入においては、債務者から債権者に対する「申込書」の交付と、債権者が「申込書」に受付印を捺印してコピーを債務者へ控えとして交付したとしても、最終の捺印済「申込書」は「非課税文書」として扱われます。

但し、このポイントは、「極度貸付契約証書」であったとしても、貸付の予約金額の最高額を定めるものであれば、その最高額が「課税文書」における記載金額となります。また「申込書」だとしても、契約の成立等を証する文書であれば、実態は契約書として「課税文書」とみなされてしまいます。また「申込書」の控えに捺印して返却する場合においても、それが意思の合致を証明する目的だとすれば、これも実態は契約書として「課税文書」とみなされることになります。


【印紙税が安価な文書にして節税。ちなみに…】

私も一連のフォーマットを持っていますが、とある上場会社で実際に使われている手法(もちろん税務当局確認済)だったりします…

【節税】印紙税の話~文書を増やして節税

【文書を増やして印紙税節税】

前にあげた契約書を少なくすることの逆で、文書を増やすことで印紙税が節約になります。
このテクニックは、本来であれば一つの課税文書に記載する金額に定められた印紙税を、契約金額を分けたいくつかの課税文書に分割することで、合法的に本来かかる印紙代を抑えることが可能となります!


【文書を増やして印紙税節税の要旨】

印紙税は、課税文書に記載されている金額に応じて高くなっていきます。
この課税方式を利用して、次のようにすることで印紙税が削減できます。


【文書を増やして印紙税節税の例】

■2,100万円の手形を発行する場合

× 手形を一枚だけで発行する場合には、記載金額は2,100万円となり、印紙税額は6千円となります。

○ 手形を二枚に分けて発行し、2,000万円と100万円に分割した場合には、印紙税額は4千円と200円の合計4,200円となり、手形を一枚だけで発行した場合と比較して1,800円が削減できたことがわかります。

■600万円の工事請負契約書を締結する場合

× 工事請負契約書が一通だけであれば、記載金額は600万円となり、印紙税額は1万円となります。

○ 工事請負契約書を二通に分けて作成し、例えば300万円の工事と300万円の工事に細かく分割した場合には、印紙税額は1千円が二通分で合計2千円となり、工事請負契約書を一通だけ作成した場合と比較して8,000円が削減できたことがわかります。

国税庁/タックスアンサー(よくある税の質問)/印紙税/No.7140 印紙税額の一覧表(その1)第1号文書から第4号文書まで「第2号文書及び第3号文書部分」


【文書を増やして印紙税節税。ちなみに…】

手形発行の一般的な商習慣として、手形の引受人は、受け取った手形を満期日到来まで保管するだけでなく、裏書して第三者への支払いに充てたり金融機関において割引をしてもらって現金化をしてもらうなど、満期日以前に手形を利用した資金活用をすることがよくあります。
すなわち、手形を小分けにしたほうが引受人も使い勝手が良いということになります。

手形の振出人は、自身の印紙税の削減という理由でなく、手形の引受人に対し「分割したほうが使い勝手が良いんでしょ!」という理由にして、手形を分割して発行してみてはいかがでしょうか?


【節税】印紙税の話~文書を少なくして節税

【契約書を少なくして印紙税節税】

文書を少なくすることで、印紙税が節約になります。
このテクニックは、本来であれば契約書の当事者人数分ごとに印紙代がかかるものが、契約書一通分だけの印紙代ですむので、合法的に本来かかる印紙代の数分の一に抑えることが可能となります!


【契約書を少なくして印紙税節税のソース】

国税庁/タックスアンサー(よくある税の質問)/印紙税/No.7120 契約書の写し、副本、謄本等
また、契約書の正本を複写機でコピーしただけのもので、上記のような署名若しくは押印又は証明のないものは、単なる写しにすぎませんから、課税対象とはなりません。


【契約書を少なくして印紙税節税の要旨】

課税文書の内、契約書を作成する際に、原本一通だけを作成。
契約当事者双方が署名又は押印をしたうえで一通を完成させ、
一方の当事者がその原本を所持し、
相手方はその原本をコピーしたものを所持することとすれば、
完成させた原本のみが印紙代の課税対象となります。

但し、契約書をコピーしたとしても、
次の課税文書は契約の成立を証明する目的で作成されたこととされて、
印紙税の課税対象となります。

(1) 契約当事者の双方又は文書の所持者以外の一方の署名又は押印があるもの
(所持する文書に自分だけの印鑑を押したものは、証明の用をなさないものなので課税対象とはならない)
(2) 正本などと相違ないこと、又は写し、副本、謄本等であることなどの契約当事者の証明のあるもの


【契約書を少なくして印紙税節税の例】

■契約書の結びの契約文言

○ 本契約の成立を証するため、本書1通を作成し、甲乙双方記名捺印の上、原本を甲が、その写しを乙が保有する。

× 本契約の成立を証するため、本書2通を作成し、甲乙双方記名捺印の上、各1通を保有する。


【契約書を少なくして印紙税節税。ちなみに…】

一般的な商習慣としては、
契約で優位な一方当事者(金銭消費貸借契約でいう債権者や、受発注契約でいう発注者・元請け)が契約書原本を所持し、
契約で不利な一方当事者(金銭消費貸借契約でいう債務者や、受発注契約でいう受注者・下請け)が契約書コピーを所持したうえで印紙代を負担させられることが多いです。

強いものはますます強くなり、お金持ちは余計にお金が貯まるという分かりやすい例ですね…

【節税】印紙税の話~消費税明記で節税

【消費税明記で印紙税節税】

消費税額を明記することで、印紙税が節約になります。
このテクニックは、契約書に貼る印紙代が高い、不動産の譲渡等&請負に関する契約書に使えるため、これで節約できれば大変お得です!


【消費税明記で印紙税節税のソース】

国税庁/タックスアンサー(よくある税の質問)/印紙税/No.7124 消費税等の額が区分記載された契約書等の記載金額


【消費税明記で印紙税節税の要旨】

課税文書を作成する際に次の場合には、その消費税額等は印紙税の記載金額に含めなくて大丈夫です。
(1) 消費税額を区分記載した場合
(2) 税込価格及び税抜価格を記載することで消費税額が明らかとなる場合

但し、この取り扱いの適用がある課税文書は、次の3つです。
・第1号文書(不動産の譲渡等に関する契約書)
・第2号文書(請負に関する契約書)
・第17号文書(金銭又は有価証券の受取書)


【消費税明記で印紙税節税の例】

■広告の請負契約書

○ 広告の請負契約書に、「請負金額540万円うち消費税額等40万円」と記載したとします。この場合、消費税額等40万円は記載金額に含めないため、記載金額500万円となり、印紙税額は2千円となります。

○ 広告の請負契約書に、「請負金額540万円 税抜価格500万円」と税込価格及び税抜価格の両方を具体的に記載している場合についても、消費税額等が容易に計算できることから、記載金額は500万円となり、印紙税額は2千円となります。

× 広告の請負契約書の消費税額等について「うち消費税額等40万円」とではなく、「消費税額等8%を含む。」や「請負金額1,080万円(税込)」と記載した場合は、消費税額等が必ずしも明らかであるとは言えないことから、記載金額は540万円として取り扱われ、印紙税額は1万円となってしまいます。

■現金で受領する領収書

○ 「商品販売代金48,000円、消費税額等3,840円、合計51,840円」と記載した場合、消費税額等の3,840円は記載金額に含めないため、記載金額48,000円の第17号の1文書となります。このとき、記載金額は5万円未満(平成26年3月31日以前に作成されたものについては、3万円未満)で非課税文書となり、印紙税は課税されません。


【消費税明記で印紙税節税。ちなみに…】

領収書については、一般的に販売されている領収書用紙を購入して利用すればたいていは問題ありません。
↑左下部分に消費税額を区分記載できる箇所があります。

ちなみに、もっと簡単で一番良い印紙税の削減は…現金で受領して領収証を発行しなくても良いように、
相手方に金融機関振込してもらえばよい!
という単純明快な方法です!
当然、現金受領のための交通費やお茶代等もかかまりませんが、ただ…直接顔を合わせて話すというのはちょっとした経費にも代え難い尊い行為であるということもありますね!!

【節税】印紙税の話~課税の基礎

【印紙税の基礎】

フリーランスの方から大きく会社経営されている方、みんなそれぞれに頭が痛いのが印紙税の話。

仕事の取り決めの契約締結時に契約書には収入印紙を貼付し、その契約を履行してお金を現金で貰うときも領収書に収入印紙を貼付、支払う側も手形を振り出すなら手形にも収入印紙を貼付…

税務調査があると、まず先に調査されるのが印紙税!などなど、税金で初歩の印紙税を、私の備忘用に書き留めます。


【印紙税課税のソース】

国税庁/タックスアンサー(よくある税の質問)/印紙税


【印紙税の話。ちなみに…】

税務調査では、全く指摘されないでコトを大きくされるよりも、お土産として印紙税の貼付漏れ程度を指摘させてあげると、調査官の税務署内での顔を立てることになって結果良いという話もあるようです…

粘られて法人税等で数百万円の追徴課税が課されるよりも、数万円の印紙税の過怠税でお引き取り願えれば、という考えですね。

ちなみに印紙税の過怠税は、
・税務調査→過怠税は本来の印紙税額の2倍(=徴収額は3倍)ですが、
・税務調査による過怠税決定が予知される以前の自主的納付→過怠税は本来の印紙税額の10%(=徴収額は1.1倍)
となります。

国税庁/法令等/質疑応答事例/印紙税/印紙を貼り付けなかった場合の過怠税
ただし、課税文書の作成者が所轄税務署長に対し、作成した課税文書について印紙税を納付していない旨の申出をした場合で、その申出が印紙税についての調査があったことによりその課税文書について3倍の過怠税の決定があるべきことを予知してされたものでないときは、その過怠税は、その納付しなかった印紙税の額とその10%に相当する金額との合計額(すなわち印紙税額の1.1倍)になります。